セミナー概要
セミナーのテーマ
- 蓄熱・蓄冷技術の基礎とシステム化
- 建築物・自動車・再生可能エネルギー分野での応用
- 機能性熱媒体とオフライン熱供給
こんな方におすすめです
- 建築・設備関係者
- 自動車技術者
- エネルギー関連の研究者・技術者
セミナータイトル | 蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術の基礎とそのシステム化技術および最新研究の動向 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年11月5日(水)10:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 55,000円(税込、資料付) ■持参物 |
主催 | R&D支援センター |
受付中
蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術の基礎とそのシステム化技術および最新研究の動向
~環境調和と省エネルギー性に富む蓄冷蓄熱・熱エネルギー搬送技術の各種産業への普及と新展開に向けて~
講師
岡山大学名誉教授、津山高専名誉教授、工学博士 稲葉 英男 氏
【略歴】
1979年3月 北海道大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)
1979年4月 カナダ国アルバ-タ-大学 博士研究員
1980年4月 北見工業大学工学部機械工学科 助教授
1989年4月 岡山大学工学部機械工学科 教授
2004年4月 岡山大学工学部副工学部長
2005年6月 岡山大学理事・副学長
2005年6月 岡山大学付属図書館長
2006年4月 岡山大学研究推進・産学官連携機構長
2008年4月(独法)国立高等専門学校機構 津山工業高等専門学校校長
2013年4月 就実大学・就実短期大学学長
2014年4月 就実学園専務理事(併任)
2022年11月 秋の叙勲 瑞宝中綬章 受賞
現在 岡山大学名誉教授、津山高専名誉教授
【著書・論文】
・「伝熱工学」(共著)森北出版
・「伝熱科学」(共著)朝倉書店
・「低温環境下の伝熱現象とその応用」(共著)養賢堂
・「冷凍空調工学」(共著)森北出版「伝熱工学」(共著)森北出版、
・「寒冷地におけるソ-ラ-システムの技術解説と実用化資料集」(共著)
第一インタ-ナショナル、その他分担執筆26編
・学会関連論文(査読付き、主に日本機械学会論文集、ASMEなど)273編
・解説記事など(主に日本機械学会誌、日本冷凍空調学会など)92編
セミナー趣旨、ポイント
最近における我国のエネルギー情勢は、エネルギー源の多様化、地球環境保全や急速な情報化社会の進展などを踏まえて、エネルギーの供給と利用間の量的かつ質的なミスマッチを如何に効率的な手段で解決できるかが重要な課題となっている。例えば、エネルギー源の多様化に向けての変動性に富む再生可能エネルギーの導入、脱炭素環境に向けた省エネルギーの促進そしてAIやIoT等を活用したエネルギー消費の削減などには、蓄電池技術や蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術の新たな展開が喫緊の課題である。
具体的には、改正建築物省エネ法等によるネットゼロエネルギービル(ZEB)や住宅(ZEH)の展開に欠かせない蓄熱・蓄冷・熱エネルギー搬送技術の新たな展開が望まれている。
一方、運輸部門においても、大気環境改善対策としての排ガス規制や車内環境の快適性向上等に向けて、変動性を有する内燃機関駆動自動車排熱(機関冷却水、燃焼排ガスなど)利用が期待されている。普及が期待されている電気自動車の熱マネジメント(蓄電池の温度管理、インバーターなどの排熱や換気・日射熱)においても、蓄熱・蓄冷・熱搬送技術の新たな進展が期待されている。特に、近年において太陽電池や風力発電の需給ミスマッチの解決手段としての新たな蓄熱技術や電気自動車のバッテリーの熱管理などで蓄熱技術の新たな展開が期待されている。
本セミナーでは、建物や自動車そして再生エネルギー分野などに活用が期待されている蓄熱・蓄冷・熱搬送技術の本質とそのシステム化技術の現状とその活用に関して、具体例を示しながら総合的に解説する。さらに、排熱などの熱エネルギーの需要先の新たな開拓に向けて、熱エネルギーを車両で搬送供給するオフライン熱供給に欠かせない機能性熱流体の特徴についても紹介する。
得られる知識
・蓄熱蓄冷技術に関連する環境とエネルギー政策等の動向
・建築物・自動車空調分野における省エネルギー技術としての蓄熱蓄冷技術
・蓄熱蓄冷材料と熱搬送機能性媒体とその分類
・蓄熱蓄冷技術と熱エネルギー搬送に関するシステム化技術
・蓄熱蓄冷と熱エネルギー搬送システムの経済性
・内燃機関自動車や電動車の省エネルギーに向けての蓄熱・蓄冷技術の新展開
・新たな蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送材料の特徴の応用
・再生可能エネルギーと蓄熱技術間の電力と熱エネルギーのマッチングに向けての新展開
プログラム
1.蓄熱蓄冷熱技術活用に向けての社会的動向
1-1.熱エネルギー需給の現状と地球環境保全に向けての社会的要請
1-2.住宅・ビルなど建物の熱エネルギーマネジメントの現状と展望
1-3.電気自動車を含む車両等の熱エネルギーマネジメントの現状と展望
2.蓄熱蓄冷技術の基礎
2-1.蓄熱蓄冷技術に要求される機能と特徴
2-2.蓄熱蓄冷材の分類と特徴
2-3.蓄熱に関する伝熱機構とその課題
2-4.蓄熱蓄冷システムのコストと経済性
2-5.蓄熱蓄冷技術のシステム化に向けての計画フロー
3.蓄熱装置と蓄熱システムの展開
3-1.顕熱蓄熱材と顕熱蓄熱システムの特徴と展開
3-2.潜熱蓄熱材と潜熱蓄熱システムの特徴と展開
3-3.化学蓄熱材と化学蓄熱システムの特徴と展開
3-4 電気自動車を含む車両の蓄熱・蓄冷システム
3-5.新たな蓄熱材・調湿剤として開発された高分子収着剤の特徴と展開
4.熱エネルギー搬媒体としての機能性熱媒体とその展開
4-1.機能性熱媒体の定義
4-2.流動抵抗軽減剤とその利用
4-3.有機・無機潜熱スラリーの特徴と利用形態
4-4.オフライン熱エネルギー搬送システムの特徴と利用形態
5.今後の蓄熱技術開発の展開
5-1.顕熱潜熱分離型空調システムや放射空調システムへの蓄熱蓄冷技術の展開
5-2.最近の先駆的蓄熱技術の展開
(柔粘性結晶化蓄熱、吸着型蓄熱、固体転移蓄熱、熱弾性蓄熱、光熱変換蓄熱 など)
スケジュール
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
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