セミナー概要
セミナーのテーマ
- 光硬化技術の原理と基礎知識
- 液状硬化型材料の設計と評価
- トラブル原因の理解と対策
こんな方におすすめです
- 光硬化技術を学びたい初心者
- 光硬化型材料の開発に関わる技術者
- 光硬化技術のトラブルシューティングに課題を感じている方
セミナータイトル | 光硬化型材料の基礎と応用のポイント |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年11月12日(水)10:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 55,000円(税込、資料付) ■持参物 |
主催 | R&D支援センター |
受付中
光硬化型材料の基礎と応用のポイント
~トラブル原因の理解と開発に役立つコツ~
講師
ソフトマターデザインラボ合同会社 佐々木 裕 氏
<元> 東亞合成(株)名古屋クリエイシオR&Dセンター
<経歴>
1986年 北海道大学工学部合成化学工学科高分子化学専攻 修士課程修了
同年 東亞合成株式会社入社
1992-93年 米国 Rensselaer Polytechnic Institute にて Visiting Scientist
1996年 北海道大学地球環境科学研究院 博士課程修了
2024年 東亞合成株式会社退職
同年 ソフトマターデザインラボ合同会社設立 代表社員
<研究歴>
これまで四十年近く東亞合成㈱という化学系メーカーにて、光硬化型材料を端緒として各種の機能性高分子の研究開発に関わってきました。海外留学をきっかけとして発見したオキセタン樹脂という新規材料の工業化にも成功し、その実用化において、各種の分析・観察、レオロジー測定、シミュレーション等の多様な評価技術にも携わってきました。
それらの経験に基づき、粘着や接着等の複合的な機能と高分子物性との関連性についての研究にも注力してきました。近年は、基盤的な技術の確立につながるような基本的な事項に関する学会発表も行 っております。
<所属学会>
高分子学会、レオロジー学会
<主たる著作>
「マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集」(分筆)技術情報協会 (2019)
「UV硬化プロセスの最適化」(分筆)Science & Technology (2008)
「LED革新のための最新技術と展望」(分筆)情報機構 (2008)
「高分子架橋と分解の新展開」(分筆)シーエム シー (2007)
“Photoinitiated Polymerization” (part), Ed. K.D. Belfield, J.V. Crivello, ACS Symposium Series 847(2003)
セミナー趣旨、ポイント
光硬化技術は、反応性の液状材料に光照射することで硬化物を得る技術です。省スペースでの高速硬化が可能であるため熱硬化に比べて経済的であり、また、溶剤を用いないため環境保全の立場からも注目されています。このように多くの利点を有していますが、実用化に当たっては、その硬化機構を理解しておかないと各種のトラブルが発生する場合も多く見受けられます。
この技術は、液特性、光反応性、硬化物物性等のさまざまな調整が必要であり、各種の要素技術の組み合わせから成り立っています。その結果として技術的な内容が多岐にわたり、一見複雑に見えるかもしれません。この分野に興味を持たれた初心者の方たちの中には、習得するのが大変そうだなと思われている方も多く見受けられるようです。しかし、個々の要素技術の基本をきちんとイメージとして捉えて、その関係を理解することで全体像をザックリと捕まえることができれば、理解は一気に容易になるでしょう。
本講座では、液体が固体と変化するという光硬化の過程について全体を俯瞰できるように配慮しながら、できるだけ多様な切り口からの説明を行います。また、図を多用することで直感的なイメージとして理解できることを目指します。
得られる知識
このセミナーでは、光硬化技術の原理の理解から始めていきます。
・液状樹脂が固まるということについて
・重合によってネットワークを作るということ
・硬化収縮はなぜ生じるのか?
そして、光硬化技術の実際的な具体例についても説明します。
・液状硬化型材料の設計のポイント
・硬化過程、硬化物特性等の評価法について
また、各種トラブルの原因理解とその対策についても解説を行います。
・硬化性向上へのポイント
・密着性等の不良対策について
・力学特性の向上のために必要なこと
このセミナーは基礎的な内容の直感的な理解を目指して、光硬化技術に関連するさまざまな基礎知識を理解できますから、幅広い方に役立つものと期待しています。
プログラム
1.はじめに
2.光硬化型材料の構成要素について
3.光開始重合のはじまり
4.光開始重合反応について
5.液状樹脂が固まるということ
6.硬化型材料の評価について
7.光硬化技術全般にわたって
8.光硬化技術を使いこなすために
Q&D (Question and Discussion)
スケジュール
昼食の休憩時間12:00~13:00を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
受付中