セミナー概要
セミナーのテーマ
- 新規成膜技術エアロゾルデポジション(AD)法の基礎原理と特徴
- AD法における装置構成、成膜条件と膜特性への影響
- AD法による結晶配向膜の形成と成膜メカニズムの解析
こんな方におすすめです
- 薄膜・表面処理技術に関わる研究者・技術者
- 新しい材料プロセス技術に興味のある方
- セラミックス、金属薄膜の成膜技術に関心のある方
セミナータイトル | エアロゾルデポジション法の基礎と 成膜技術・応用展開 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 ・このセミナーはアーカイブ付きです |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 55,000円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFテキスト(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 |
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アーカイブ配信に申し込むエアロゾルデポジション法の基礎と 成膜技術・応用展開
~原理、装置、成膜条件の膜への影響、成膜体の特徴、各種応用例など~
成膜の原理、装置の構成、成膜条件の膜への影響、成膜粒子の速度測定手法、結晶配向膜の形成、成膜体の特性と各種用途展開など。
エアロゾルデポジション法を活用するための基礎から応用までを詳しく解説します。
講師
横浜国立大学 大学院工学研究院 システムの創生部門 教授 博士(工学) 長谷川 誠 氏
セミナー趣旨、ポイント
エアロゾルデポジション(AD)法は、従来の「高温焼結によってセラミックスを形成する」手法とは全く異なる新規の「焼かない」手法です。室温にてセラミックス粒子を基板に衝突させることで、数ミクロンから数十ミクロン程度の厚さとなる原料粒子と同一組成・結晶構造を有する緻密かつ結晶質な膜が形成します。この手法は、室温にて粒子の運動エネルギーを利用してセラミックス膜を形成することから、エネルギー消費を大きく抑制する環境に配慮した新規の材料創製法として持続可能な社会の構築に必須のプロセス技術だと考えられます。
本セミナーでは、AD法における装置の構成や成膜の特徴、原理について解説するとともに、本手法の応用展開について紹介します。
こんな方におすすめ
様々な分野において、加熱などが制限された基材へのセラミックスコーティングの成膜が求められる方。
従来の成膜手法との違いや得られる膜の用途展開、将来展望などを把握されたい方。
得られる知識
新規の成膜技術であるエアロゾルデポジション法の基礎(成膜の特徴や装置構成、成膜の原理)や応用展開についての事例などの知識が習得できる。
プログラム
1.エアロゾルデポジション(AD)法による成膜の特徴
1.1 背景
1.2 AD装置の構成
1.3 成膜条件が膜の形成に与える影響
1.3.1 アルミナ粒子での成膜
1.3.2 ジルコニア(YSZ)粒子での成膜
1.3.3 ムライト粒子での成膜
1.3.4 金属粒子での成膜
2.エアロゾルデポジション(AD)法による成膜の原理
2.1 近年提唱されている成膜原理
2.2 シミュレーションによる成膜の理解
2.3 成膜粒子の速度測定手法
2.4 粒子速度および粒子のエネルギーに基づいた成膜の解析
2.5 AD法による結晶配向膜の形成
3.成膜体の特性と用途展開
3.1 粒子配向チタン酸ビスマスAD膜の物性
3.2 AD法による低発塵性部材
3.3 プラスチックへのAD法の適用
3.4 ADアルミナ硬質膜のローラへの適用
3.5 AD膜の環境遮蔽膜としての可能性
□質疑応答□
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