セミナー概要
セミナーのテーマ
- 導電性高分子のドーピング方法とキャリア伝導メカニズムの基礎理解
- ドーピング濃度に応じた導電特性の変化と性能向上のための技術的アプローチ
- 導電性高分子の応用展望:電極材料・熱電素子としての可能性
こんな方におすすめです
- 導電性高分子の導電メカニズムやドーピング技術について体系的に学びたい方
- 電子材料としての高分子の特性向上や応用展開を検討している研究者・技術者
- 有機導体・熱電材料に関心があり、最新の研究動向や応用技術を知りたい方
セミナータイトル | 導電性高分子におけるドーピング・キャリア伝導メカニズムと導電特性の向上 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 ・このセミナーはアーカイブ付きです |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 |
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アーカイブ配信に申し込む導電性高分子におけるドーピング・キャリア伝導メカニズムと導電特性の向上
■ドーピングによって現れる電荷キャリア、ドーピング方法の基礎■
■ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み■
■電極材料・熱電素子応用への展望■
★ アーカイブ配信のみの受講も可。
★ さまざまな電子材料に応用される導電性高分子。
★ ドーピングの方法、導電性高分子薄膜、導電特性の向上、キャリア伝導機構から応用技術まで!
講師
名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 准教授 伊東 裕 氏
<経歴>
1989年 京都大学理学部卒業
1991年 京都大学大学院理学研究科修士課程修了
1993年 京都大学大学院理学研究科博士後期課程中退
1993-1998年 京都大学助手 その間1997-1998年に英国ブリストル大学留学
1999年 名古屋大学大学院助教授 2007年より准
<専門>
有機導体の電気伝導・超伝導
<所属学会>
日本物理学会、応用物理学会
<WebSite>
http://www.qtum.ap.pse.nagoya-u.ac.jp/ito.html
セミナー趣旨、ポイント
導電性高分子は軽量安価でフレキシブルな電子材料としてIoT社会での活躍が期待され、その伝導メカニズムに関心が集まっています。しかし高分子薄膜は、高分子が配向した結晶領域を乱れた境界領域が取り囲む複雑な構造からなり、電気伝導の理解が困難であり、性能向上への指針が明らかになっていません。
本セミナーでは、ドーピングによって現れる電荷キャリア、ドーピング方法の基礎から、ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み、さらに電極材料・熱電素子応用への展望について扱います。
得られる知識
- 導電性高分子のドーピング方法
- 導電性高分子薄膜の電気伝導機構
- 導電性高分子の高導電化の方法
- 導電性高分子の熱電素子応用
プログラム
1.導電性高分子とは
2.ドーピングによって発生する電荷キャリア
3.ドーピングの方法
3.1 化学ドーピング
3.2 電気化学ドーピング
3.3 ドーパント量の決定
4.導電性高分子薄膜の構造
5.キャリア伝導機構
5.1 電気伝導の基礎
5.2 最近接ホッピング
5.3 可変領域ホッピング
5.4 金属的伝導
5.5 弱局在伝導
6.導電特性向上への取り組み
7.応用技術
7.1 半導体材料
7.2 電極材料
7.3 熱電素子
□質疑応答□
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