導電性高分子におけるドーピング・キャリア伝導メカニズムと導電特性の向上

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アーカイブ配信を受け付けております。お申し込み期限:まで

  • 開催日2025年5月23日(金)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 導電性高分子のドーピング方法とキャリア伝導メカニズムの基礎理解
  • ドーピング濃度に応じた導電特性の変化と性能向上のための技術的アプローチ
  • 導電性高分子の応用展望:電極材料・熱電素子としての可能性

こんな方におすすめです

  • 導電性高分子の導電メカニズムやドーピング技術について体系的に学びたい方
  • 電子材料としての高分子の特性向上や応用展開を検討している研究者・技術者
  • 有機導体・熱電材料に関心があり、最新の研究動向や応用技術を知りたい方
セミナータイトル導電性高分子におけるドーピング・キャリア伝導メカニズムと導電特性の向上
開催日時

【オンライン配信】
2025年5月23日(金)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年5月23日(金)10:00まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年5月26日(月)~2025年5月28日(水)

・このセミナーはアーカイブ付きです
 視聴期間:2025/5/26(月)~2025/5/28(水)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・視聴期間は終了翌日から3日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。

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導電性高分子におけるドーピング・キャリア伝導メカニズムと導電特性の向上

■ドーピングによって現れる電荷キャリア、ドーピング方法の基礎■
■ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み■
■電極材料・熱電素子応用への展望■

★ アーカイブ配信のみの受講も可。
★ さまざまな電子材料に応用される導電性高分子。
★ ドーピングの方法、導電性高分子薄膜、導電特性の向上、キャリア伝導機構から応用技術まで!

講師

名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 准教授 伊東 裕 氏
<経歴>
 1989年 京都大学理学部卒業
 1991年 京都大学大学院理学研究科修士課程修了
 1993年 京都大学大学院理学研究科博士後期課程中退
 1993-1998年 京都大学助手 その間1997-1998年に英国ブリストル大学留学
 1999年 名古屋大学大学院助教授 2007年より准
<専門>
 有機導体の電気伝導・超伝導
<所属学会>
 日本物理学会、応用物理学会
<WebSite>
http://www.qtum.ap.pse.nagoya-u.ac.jp/ito.html

セミナー趣旨、ポイント

 導電性高分子は軽量安価でフレキシブルな電子材料としてIoT社会での活躍が期待され、その伝導メカニズムに関心が集まっています。しかし高分子薄膜は、高分子が配向した結晶領域を乱れた境界領域が取り囲む複雑な構造からなり、電気伝導の理解が困難であり、性能向上への指針が明らかになっていません。
 本セミナーでは、ドーピングによって現れる電荷キャリア、ドーピング方法の基礎から、ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み、さらに電極材料・熱電素子応用への展望について扱います。

得られる知識

  • 導電性高分子のドーピング方法
  • 導電性高分子薄膜の電気伝導機構
  • 導電性高分子の高導電化の方法
  • 導電性高分子の熱電素子応用

プログラム

1.導電性高分子とは

2.ドーピングによって発生する電荷キャリア

3.ドーピングの方法
 3.1 化学ドーピング
 3.2 電気化学ドーピング
 3.3 ドーパント量の決定

4.導電性高分子薄膜の構造

5.キャリア伝導機構
 5.1 電気伝導の基礎
 5.2 最近接ホッピング
 5.3 可変領域ホッピング
 5.4 金属的伝導
 5.5 弱局在伝導

6.導電特性向上への取り組み

7.応用技術
 7.1 半導体材料
 7.2 電極材料
 7.3 熱電素子

  □質疑応答□

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