FT-IRによる異物分析

  • 開催日2025年5月27日(火)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • FT-IRを用いた異物分析の基礎から応用までを、実例を交えて体系的に解説
  • 異物の発生原因特定から、問題解決までの一連の分析フローの理解
  • 異物分析におけるFT-IRの測定手法・解析技術・他分析機器との併用について習得

こんな方におすすめです

  • 製造現場や品質管理で異物混入トラブルへの対応に携わっている方
  • FT-IRによる異物分析の基礎知識と実践的な活用法を学びたい技術者・研究者
  • 異物クレームの原因特定や再発防止策の立案に関わる品質保証・製品開発担当者
セミナータイトルFT-IRによる異物分析
開催日時

【オンライン配信】
2025年5月27日(火)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年5月27日(火)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年6月12日(木)~2025年6月25日(水)
お申し込み期限:2025年6月12日(木)18:00まで

開催場所

オンライン※アーカイブ配信あり

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFテキスト(印刷可・編集不可)
オンライン配信受講:開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
アーカイブ配信受講:配信開始日からダウンロード可となります。

FT-IRによる異物分析

~異物の発生から問題解決まで事例・実例を用いて解説~

FT-IRの基礎的な知識を得て、効率的で的確な異物分析を
異物の収集方法、確認できる情報、FT-IRの測定方法、解析方法、、、
FT-IRのメリット/デメリットとちょっとしたコツ
どんな情報が得られるのか、測定での約束事、やってはいけないこと、
サンプリング、前処理、スペクトルの処理・解析、、、、、、

講師

あなりす 代表 工学博士 岡田 きよみ 氏

セミナー趣旨、ポイント

 本セミナーは、FT-IRを異物分析で活用すること、問題解決や解析において関係者間の情報が重要であることに焦点をあてたセミナーです。異物分析において重要なことは、迅速かつ簡便に原因を知り、異物クレームへ の対処や異物発生の抑制へとつなげることにあります。
 本講演では、目に見える数百μm~の異物を対象に、異物の収集方法やその際に確認すべき情報と提供すべき情報、FT-IRを使用した測定と解析方法、問題解決といった一連の流れを解説します。問題解決までの一連の操作がご理解いただけるように、なるべく多くの事例を用いて話を進めていきます。異物の分析手順、FT-IRの基礎的事項の確認、本体のATR法を中心に測定方法別のきれいなスペクトルを得るコツ、解析方法、実施例と話を進めていきます。

プログラム

1.はじめに
 1-1.分析の目的
 1-2.コミュニケーション

2.異物の概要
 2-1.異物とは何か
 2-2.異物の種類

3.異物の分析方法
 3-1.異物分析で大切なこと
 3-2.異物分析の手順
 3-3.製造工程でわかること
 3-4.観察でわかること
 3-5.異物のサンプリング
 3-6.異物の情報収集
 3-7.問題解決に向けてのアプローチ

4.FT-IRを使用した異物分析
 4-1.異物分析の中のFT-IR
 4-2.FT-IRの概要
  4-2-1.FT-IRでどんな情報が得られるのか
  4-2-2.FT-IRの測定
 4-3.異物で使用されるFT-IRの測定方法ときれいなスペクトルを得るコツ
 4-4.異物の大きさと空間分解能
 4-5.FT-IR測定のための前処理
 4-6.スペクトルの解析
  4-6-1.よく使われるスペクトルの処理とそれを使用した解析
  4-6-2.データベースをうまく使う
  4-6-3.問題解決のための解析

5.FT-IR以外の分析装置
 5-1.SEM-EDS
 5-2.蛍光X線
 5-3.GC、GC-MSおよびLC

6.異物分析の事例
 6-1.分散不良による異物分析
 6-2.食品中の異物分析
 6-3.劣化に起因した異物分析
 6-4.歩留まり向上のための異物分析
 6-5.原因探索実験によって起因物質を検証した異物分析
 6-6.長期データ蓄積によって解決した異物分析

7.まとめ

質疑応答