ダイヤモンドNV量子センシングの基礎・研究動向および高感度化・将来展望

セミナータイトルダイヤモンドNV量子センシングの基礎・研究動向および高感度化・将来展望
開催日時

【オンライン配信】
2025年7月30日(水)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年7月30日(水)12:30まで

・このセミナーはアーカイブ付きです
 視聴期間:7月31日(木)~8月6日(水)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。

ダイヤモンドNV量子センシングの基礎・研究動向および高感度化・将来展望

~原理・特徴、先端的の実験結果、高感度化・デバイス化、応用例など~

ダイヤモンドNV量子センシングの原理や特徴、実験実証、感度向上のテクニック、デバイス応用に向けたコンパクト化・プローブ化、応用例、今後の活用先に関する周辺技術などについて解説します。

講師

豊橋技術科学大学 准教授 博士(理学) 勝見 亮太 氏
専門:ナノフォトニクス、集積量子情報処理
2021.3 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 博士課程修了
2018.4-2021.3 日本学術振興会 特別研究員DC1
2021.4-2024.9 豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 助教
2024/10-現在  豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 准教授
ホームページ:https://lux.ee.tut.ac.jp/

セミナー趣旨、ポイント

 量子的な性質の活用により、高感度なセンシングを可能にする量子センシングをはじめ、豊かでゆとりある社会システムが実現できる期待されています。とりわけダイヤモンド中に形成される点欠陥であるNV(窒素―空孔)センターは、優れた光学/スピン特性を有するため、磁場や電場、温度などを高感度にセンシングする次世代の量子センサとして注目されています。
 本セミナーでは、ダイヤモンド中NVセンターを用いた量子センシングについて、ダイヤモンドNVセンターやセンシング技術に関する基礎知識や、現在研究推進されている先端的の実験結果、アプリケーション先について広く解説します。合わせて将来のさらなる高感度化やデバイス化・製品化のための技術進展についても講演します。

こんな方におすすめ

・量子センサの基礎や研究動向などに興味のある方。
・ダイヤモンドをはじめ半導体技術に興味のある方。
・量子センシングをはじめ量子技術に興味のある方。

得られる知識

・ダイヤモンド量子センシングの基礎知識
・ダイヤモンド量子センシングの実験的な感度向上のテクニック
・ダイヤモンド量子センシングの今後の活用先に関する周辺技術

プログラム

1.量子センサの基礎
 1.1 量子センサとは?
 1.2 ダイヤモンドとNVセンター
 1.3 ダイヤモンドを用いた量子センサ
 1.4 ダイヤモンド量子センサの原理
 1.5 ダイヤモンド量子センサの特色

2.ダイヤモンド量子センサに関する実験実証
 2.1 他のセンサとの比較
 2.2 単一NVセンターを用いた量子磁気センサに関する実証
 2.3 集団NVセンターを用いた量子磁気センサに関する実証
 2.4 NVセンターを用いたその他量子センシング

3.ダイヤモンド量子磁気センサの高感度化に向けて
 3.1 検出感度を律速する要素
 3.2 検出効率
 3.3 コヒーレンス時間
 3.4 発光コントラスト
 3.5 読み出し手法

4.ダイヤモンド量子磁気センサの社会実装に向けて
 4.1 デバイス応用に向けたコンパクト化・プローブ化
 4.2 最先端技術としての応用例

5.おわりに

 □質疑応答□