セミナー概要
セミナーのテーマ
- 経皮吸収の基礎知識
- In vitro/In vivoにおける評価方法
- 製剤設計への応用
こんな方におすすめです
- 医薬品、化粧品などの開発に携わる方
- 経皮吸収に関する基礎知識を深めたい方
- 製剤設計、評価方法について学びたい方
セミナータイトル | 経皮吸収の基礎とIn vitro/In vivoにおける各試験・評価方法 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | ■配布資料 オンライン配信受講:PDFテキスト(※印刷可・編集不可) アーカイブ配信受講:PDFテキスト(※印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 ※なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。 |
経皮吸収の基礎とIn vitro/In vivoにおける各試験・評価方法
~医薬品・医用外用剤・化粧品の製剤設計に活かすための最新知見~
~三次元皮膚モデルやヒト皮膚を用いたin vitro評価およびイメージング評価~
#経皮吸収の仕組みとは?
#有効成分や基剤を活かすため、皮膚の構造を詳しく知っておきたい
#試験法やツール別に経皮吸収試験・評価の流れを知りたい
#製品の開発段階や目的にあった試験条件の設定の仕方とは?
本セミナーでは、経皮吸収の第一歩として基礎を学びたい方に、
経皮吸収の考え方や評価法について、写真や動画も使いわかりやすく解説する。
講師
ニッコールグループ 日光ケミカルズ株式会社
薬剤開発部 部長
博士(薬学)
吉田 大介氏
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/30039.html
◆主なご経歴
2001年 三笠製薬株式会社
2008年 ニッコールグループ株式会社コスモステクニカルセンター
2017年 ニッコールグループ株式会社ニコダームリサーチ
2022年 ニッコールグループ日光ケミカルズ株式会社
◆主なご研究・ご業務
製剤、経皮吸収
セミナー趣旨、ポイント
有効成分の経皮吸収性は基剤と皮膚の状態に依存するため、成分や基剤の物理化学的特性、皮膚の構造を理解しなければならない。また、試験法や試験ツールもいろいろ存在するため、製品の開発段階や目的にあった試験条件の設定が重要となる。本セミナーでは、経皮吸収の第一歩として基礎を学びたい方に、経皮吸収の考え方や評価法について、写真や動画も使いわかりやすく解説する。
得られる知識
・経皮吸収の基礎
・経皮吸収の必要性
・経皮吸収の実験と解析方法
・三次元皮膚モデルを用いた評価法
・ヒト摘出皮膚を用いた評価法
プログラム
1 はじめに
1-1 経皮吸収とは
1-2 経皮吸収技術・評価の必要性
1-3 医薬品外用剤と化粧品の違い
2 経皮吸収の基礎
2-1 皮膚の構造
2-2 成分の経皮吸収経路
2-3 経皮吸収の評価指標
2-4 経皮吸収に関する各種の評価パラメータ
2-5 皮膚透過速度と皮膚中濃度
2-4 経皮吸収に影響を与える要因
・薬物物性
・皮膚状態
・吸収促進剤
・外部エネルギーを利用した皮膚透過促進
・基剤の影響
・活量の概念
・活量を考えた製剤設計の例
3 In vitroにおける経皮吸収試験・評価
3-1 一般的な経皮吸収評価の流れ
3-1-1 試験条件の設定
・皮膚膜の選択
・レシーバー液の選択
・適用方法
3-1-2 試験実施
・フランツセルへの設置
・レシーバー液のサンプリング
3-1-3 測定
・定量と観察
3-1-4 解析
・累積透過量の算出方法
・透過パラメータ算出
・累積透過量・皮膚中量から得る情報
3-2 皮膚モデルを用いた評価の流れ・評価例
3-3 ヒト摘出皮膚を用いた評価の流れ・評価例
3-4 皮膚モデルとヒト摘出皮膚の違い
3-5 イメージング評価
・蛍光物質を用いた評価とその注意点
・リポソームを用いた浸透評価例
・分析機器を用いた評価
4 In vivo(ヒト・動物)における経皮吸収試験・評価
4-1 血中濃度測定による評価
4-2 テープストリッピングによる評価
5 さいごに
5-1 海外ガイドラインの比較
□ 質疑応答 □