GCP監査実施におけるQMSの考え方とCAPA作成のトレーニング方法

  • 開催日2025年9月26日(金)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • ICH-GCPにおけるQMSとRMの概念
  • CAPA(是正措置・予防措置)の運用とワークショップ
  • 監査学、リモート監査、システム監査、ベンダー監査

こんな方におすすめです

  • 治験に関わる品質保証担当者
  • GCP監査に携わる方
  • CAPAに関する知識を深めたい方
セミナータイトルGCP監査実施におけるQMSの考え方とCAPA作成のトレーニング方法
開催日時 オンライン配信

2025年9月26日(金)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年9月26日(金)10:00まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年10月10日(金)~2025年10月24日(金)
お申し込み期限:2025年10月10日(金)まで

・このセミナーはアーカイブ付きです。
 視聴期間:10月10日(金)~10月24日(金)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

■オンライン
受講方法・接続確認はこちら(申込み前に必ずご確認ください)

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料55,000円

S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用
・研修パック(3名以上で1人あたり19,800円)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考■配布資料
オンライン配信受講:PDFテキスト(※印刷可・編集不可)
アーカイブ配信受講:PDFテキスト(※印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。

GCP監査実施におけるQMSの考え方とCAPA作成のトレーニング方法

~CAPAワークショップ、システム/プロセス監査/ベンダー監査の重要性~
~リモート監査の可能性等も踏まえた解説~

本セミナーでは、ICH-GCPにおいて導入されたQuality Management System (QMS)および
Risk Management (RM) の概念に基づき、治験実施体制の確立に必要なシステムについて学べます。

特に、その主要構成要素であるCAPA(是正措置・予防措置)の適切な運用方法について、
実践的なワークショップおよびグループディスカッションを通じて具体的な活用手法を解説いたします。

また、QMSの基本概念に加え、監査学の基礎、リモート監査、システム監査、ベンダー監査における
重要事項についても網羅的に説明いたします。

講師

株式会社メディサイエンスプラニング 品質保証部
長澤 匡記氏

【略歴】
国内の製薬企業で数年間,研究開発部に従事した後,外資系製薬企業,外資系CRO等でGCPを中心としたGXPs全般の監査及びISO監査を担当。
株式会社MICメディカル 品質保証部 部長を務めた後、合併に伴い、現職。

【主な業務/専門】
医薬品・医療機器に関する臨床試験の品質保証、GxPsに関する品質保証、ISO関連っ業務

【業界での関連活動】
旧GCP施行当時からGCPに携わり,日本QA研究会では前GCP部会部会長である。

セミナー趣旨、ポイント

ICH-GCPでは、Quality management system(QMS)及びRisk management(RM)の概念が取り入れている。QMSに従った治験の実施体制として、どのようなシステムが必要か、特に、そのシステムの一つとして重要なCAPAをどのように利用するのか、CAPAのワークショップ(人数が多い場合はグループディスカッション含む)も加えながら解説する。また、QMSの基本概念、監査学の基礎、リモート監査、システム監査、ベンダー監査のポイントも含め説明します。

得られる知識

・リスクマネジメントの概念が理解できること。
・GCPで求められるQMSの概念が理解できること。
・CAPAのワークショップを通じて、CAPAの概念、CAPA planの作成のポイントが理解できること。
・監査の基本的な概念が理解できること。
・リモート監査の概念、システム監査・プロセス監査、ベンダー監査の考え方が理解できること。  等

プログラム

1. ICHガイドラインQ9“品質リスクマネジメントに関するガイドライン”の概説
 ・背景
 ・適用範囲
 ・用語の定義
 ・リスクアセスメント、リスクコントロール、リスクレビュー、リスクコミュニケーション

2. ICHガイドラインQ10“医薬品品質システムに関するガイドライン”の概説
 ・何故ICH Q10?
 ・Globalの関係
 ・用語の定義
 ・経営陣の責任、品質方針、マネジメントレビュー、変更管理システム、是正・予防処置システム

3.リモート監査の可能性について
 1)監査の実施プロセス
   ・監査要点とは
   ・監査証拠とは
   ・監査手続きとは
 2)リモート監査の実施方法
   ・内部監査の場合
   ・外部監査の場合の問題点及び対応方法

4.システム監査及びベンダー監査の基本とポイント
 1)治験のシステムに対する監査とは
 2)システム監査の基本はISOのQMS
   ・プロセスアプローチ、マネジメントへのシステムアプローチとは
 3)ベンダー監査の基本とポイント
 
5. CAPAの一般的概念
 ・用語の定義
 ・医薬品におけるCAPAに関する関連法規等
 ・医薬品開発と医薬品製造におけるCAPAシステムの導入の根本的違いとは
 ・CAPAの一般的な手順
 ・CAPAシステムにおける4つのプロセス
 ・CAPAシステム導入のステップ
 ・フォローアップ活動の流れ
 ・CAPAの分析(CAPAの有効性レビュー、CAPAの管理等)

6. CAPAワークショップ
 ・ワークショップ1:Root cause分析について
   ※グループでディスカッションしていただきます。講師から、Root cause分析のポイントを解説します。
 ・ワークショップ2:CAPA planの作成について
   ※グループでディスカッションしていただきます。講師から、CAPA plan作成のポイントを解説します。

□ 質疑応答 □