セミナー概要
セミナーのテーマ
- CSVの基礎と本質の理解
- CSV効率化のための具体的な方法
- リスクベースアプローチやCSAの活用
こんな方におすすめです
- CSV対応業務の効率化を目指す方
- 規制対応におけるCSVの重要性を理解したい方
- CSVに関する最新の知識を得たい製薬業界関係者
セミナータイトル | CSV手順の最適化(省力化・効率化・改善)へのヒント― 本質を抑えた対応 ― |
開催日時 | オンライン配信 2025年10月31日(金)10:30~16:30 |
開催場所 | ■オンライン ・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。 |
受講料 | 55,000円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料は製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。 ※開催日の4~5日前に発送します。 開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 |
CSV手順の最適化(省力化・効率化・改善)へのヒント― 本質を抑えた対応 ―
煩雑な文書化をいかに効率的にするか
CSVの基礎、本質を振り返った上で、効率化に向けてのヒントを解説
現場の要求として、効率化があるものの、単純にCSV活動を削減することは、
システムの信頼性の欠如、規制対応からの逸脱に繋がる!
CSVの本質を理解した上で、効率化を考えていくことが大変重要!
講師
電子規制対応アドバイザー MBA 蜂谷 達雄 氏
【略歴】
製薬会社CMC品質部門にて治験薬の規格及び試験方法・物化性の検討、分析研究および開発品の申請資料作成に従事。その後、品質保証部門にて治験薬の品質保証およびCMC薬事に従事。その間一貫してER/ES・CSV対応メンバーとして、主にCMC領域のER/ES・CSV対応を主導・推進。
電子的規制対応全社推進部門に移り、社内体制構築・手順制定等に従事するとともに、CMC/GMP領域でのER/ES・CSV対応、FDA査察時のER/ES・CSV対応、業務プロセスの電子化対応等にも従事。
現在、最新規制動向を踏まえた現場目線での効率的かつ効果的な対応を検討しつつ、各種講演、書籍・雑誌執筆等を通じて業界への貢献を目指している。
【専門】
・ER/ES・CSV対応
・データインテグリティ対応
・CMC/GMP領域での品質保証/品質管理対応
・CMC申請関連文書の信頼性保証対応
・CMC/GMP領域業務プロセスの電子化推進
【業界での関連活動】
ISPE日本本部 GAMP COP (GAMP Japan Forum) サブリーダー
ER/ES・CSVおよびデータインテグリティ関連のセミナー講師・講演経験多数
【主な著書1】
・著書:『【信頼性基準適用試験/GLP/GMP】データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法』「第3章:ALCOA+CCEA原則に基づくデータインテグリティ対応要件 ~データライフサイクル、生データ、メタデータ、バックアップ他~」、「第5章:データインテグリティをふまえた業務委託先の管理と契約の実務対応 ~必要とされる委託側の責務と受託者管理・監査業務の実際とは~」、「第6章:データインテグリティ教育訓練法とその評価」(分担執筆)、2022年12月、 サイエンス&テクノロジー(株)
・著書:『【医薬品製造工場・試験室】紙データの電子化プロセスとスプレッドシートのバリデーション/運用/管理』「第3章:生データとしての電子データと紙データの運用・管理」、「第4章:紙文書・紙記録から電子化する過程・作業とその後の保管方法」及び「第9章:スプレッドシートの運用・管理及び検証・バリデーションの実施~求められるCSV~」(分担執筆)、2020年7月、 サイエンス&テクノロジー(株)
・著書:『データインテグリティにおける当局要求・不適合事例とその対策』「第6章:Excelスプレッドシートのバリデーション・信頼性担保」(分担執筆)、2017年6月、 サイエンス&テクノロジー(株)
【主な著書2】
・共訳:GAMP RDIグッドプラクティスガイド『データインテグリティ -重要なコンセプト-』、2024年3月、ISPE。
・共訳:GAMPグッドプラクティスガイド『ITインフラストラクチャの管理とコンプライアンス(第2版)』、2021年6月、ISPE日本本部。
・共訳:GAMP グッドプラクティスガイド『GxPに適合した試験室コンピュータ化システムのリス クベースアプローチ(第2版)』、2018年12月、ISPE日本本部。
・共訳:GAMP ガイド『記録とデータのインテグリティガイド』、2018年10月、ISPE日本本部。
・共訳:GAMP グッドプラクティスガイド『リスクベースアプローチによるGxPシステムのテスト (第2版)』、2017年9月、ISPE日本本部。
[主な研究・業務]
・ER/ES・CSV対応
・データインテグリティ対応
・CMC/GMP領域での品質保証/品質管理対応
・CMC申請関連文書の信頼性保証対応
・CMC/GMP領域業務プロセスの電子化推進
[業界での関連活動]
・ISPE GAMP Japan Forum(サブリーダー(現職)、第8期「試験室のCSV」分科会サブリーダー)
セミナー趣旨、ポイント
CSV対応は文書化の活動とも呼ばれ、ともすると煩雑な作業になりかねない。現場の要求として、「効率化」があるものの、単純にCSV活動を削減することは、システムの信頼性の欠如、規制対応からの逸脱に繋がる可能性もある。そのため、CSVの本質を理解した上で、効率化を考えていくことが大変重要なこととなる。
本講演では、CSVの基礎、本質を振り返った上で、効率化に向けてのヒントとなり得るポイントについて考えたい。
[得られる知識]
1)CSVの基礎
2)CSVの本質
3)CSV効率化への考え方
プログラム
1.ライフサイエンス領域における規制対応とは?
2.電子化に伴うリスク及びその対応
・電子記録規制要件
・データインテグリティ対応
・システムへの対応(CSV)
3.CSVの基礎振り返り
・ライフサイエンス領域におけるCSVの必要性
・CSV活動の主なポイント
・システムライフサイクルにおける主な活動
4.CSV活動の本質
・始まりはURS
・主体は規制対象組織
・リスク評価
・バリデーション計画策定
・文書化
5.CSV効率化のための考え方
・リスクベースアプローチ
・クリティカルシンキング
・CSA
6.効率的なCSVへのヒント
・実施体制
・要件定義
・テスト実施
:トレーサビリティマトリクス
:テスト(検証)環境
:省略/兼用
:自動化
:エビデンス
:カテゴリ分類
・運用フェーズ
:手順書/計画書
:定期的レビュー
:データの取り扱い
:教育訓練
:障害・変更管理対応
:BCP対応
・全般
:規制・ガイダンス対応
:サプライヤの利用
:システムのクラウド利用
:対応体制
:設備・機器の点検
:文書承認・格納の電子化
:コミュニケーション
:既存システムのCSV化vs CSV対応システムの導入
:CSV文書の平易化
:CSV文書の定型化/標準化
:DXによる可能性
・その他
7.これからのCSV
□質疑応答□